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Amazon Audibe 使用感と注意点

 Audibleを利用して約3か月ほど利用した感想。

 AudibleはAmazon関連サービスで、簡単に言うと本の朗読をしてくれるサービス。音声配信サービスはVoicyなどあるが自分はこれが初めての利用。

 会員でなくても単品購入で利用できるが、サブスク会員(月額1500円)になると毎月好きな作品1作(1コイン)+おすすめ作品1作+ポッドキャストを利用でき、単品も常時定価の3割引きの会員価格で購入できる。

 単品の通常価格は2000~3000円くらいが多いので毎月1作品買うのであればサブスクに加入する方がいいと思う。また、ちょいちょいセールもしているのでうまく購入すれば本とそう変わらない金額でオーディオブックが手に入る。

 利用頻度が低いときは休会(年1回3か月間)もできるし、購入した作品はサブスク会員を退会しても聞けるので、ずっとサブスク契約しなくても特に困らないだろう。

 取り扱っているオーディオブックはビジネス書・人文書から小説、ラノベなど様々。これまで10作品ほど購入したが、ナレーションや使用に特に違和感を持ったことはない。なお再生速度は0.5~3.5倍速まで0.05単位で調整が可能。

 

 良かった点としては、空き時間をより有意義に使えるようになったことが一番。特に通勤や移動の最中を学習時間に変えられるので非常に良い。

 内容も1作品当たり数時間はかかるので、途中で終了して次の作品に切り替えたりする手間がなく、情報密度が高いのも良い。満員電車でkindleを出して読むのも大変な時でも影響を受けないし、目を瞑っていてもいいので疲れているときも良い。

 また、ある程度集中して聴くことが求められるので、スマホでしょーもないネット記事などに時間を奪われることが無くなったのも非常に良かった。

 

 次に良かった点は反復学習が容易なこと。知識を定着させるには何より反復して何度も繰り返すことが良いのだが、聴くだけでよいので非常に容易。毎月買える1作品を大体1ヵ月間聞けば内容の定着度合いも高まる。

 

 サービス自体に気になる点や不満は無いが、視聴環境として屋外や町中などでは思った以上に集中して聴けないのは数か月利用して実感したところ。

 通勤や移動で徒歩移動している際はある程度外音を取り込まないと危険なのでそこまで集中して聴けないし、電車の車内もいざ環境音を意識してみるとこんなにうるさかったんだと実感する。

 外で聴く際には外音取り込みやノイズキャンセリングの機能がついていないとなかなか快適に聴くのが難しい。特に自分がメインで使っているambieのイヤホンでは相性が悪いのでこの辺りは各自で視聴環境を整える必要がある。

 ほか要望としてはアプリ内で文字に起こしたもので確認できると嬉しい。そうなればもう電子書籍じゃないかとなってしまうので難しいだろうが、これができるとより学習効率が上がる。あるいはAudibleで買えばKindle版も安く買えるなどできればうれしい。

 

 おすすめの使い方としては、サブクス会員になって毎月買える作品1作+セール時に気になる作品を複数購入し、それを何度も聞いて使う。

 ある程度コンテンツを手配したら休会か退会し、月額費用を抑えてまたコンテンツを購入したくなったら再入会するという感じがよい。

 自分も今は休会して買いだめした作品を順に聞いているが、年間にすると半年程度が有料会員になる期間になりそう。

 まだまだサービス自体がそんなに広まっていない感じはするが、使い勝手やコンテンツの豊富さは現時点でも十分満足できる。定期的に無料お試しがあるのでそれに合わせて試すのも良いと思う。