【レビュー】FILCO Majestouch Convertible2 HAKUA 青軸
FILCO Majestouch Convertible2 HAKUA 青軸
購入価格:17800円 評価…○
キーボードは10年以上同じFILCOのMajestouch青軸を使っていたが、右下Ctrlキーの接触が悪くなり反応しないことが多くなったこと、有線の煩わしさから解放されたかったこと、デスク周りのアイテムを白系にしたかったことから購入した。
だいぶ前から買い替えたいとは思っていて、理想の物を探して待っていたがありそうもないので多少妥協してこちらを選んだ。ちなみに自分の理想とするキーボードの条件・機能は下記。
この中で、USBの無線接続ではない(本品はBluetooth接続。USBは有線のみ)ことと、かななしデザインではないのでごちゃごちゃする以外は条件を満たすので最終的にこちらに。
ほかで比較した中ではRAZERのProTypeが大変魅力的だったがUS配列なので断念。日本語配列があればおそらくそちらを選んでいたと思う。
内容物は本体、取説、USBケーブル、キーキャップ取り外し器具、交換用キーキャップ(Ctrl,Alt,Fn,CapsLock)、乾電池。
質感はマットホワイトで高級感がある。印字もちょっと灰色っぽくなっている。
今までの物との比較。色が白なので写真で見ると大きく見えるが、初代、2代目の違いはあれど同じMajestouchなので大きさは同じ。ほんの少しこちらの方が奥側が高い気がする。重さは無線ということもありこちらの方がずっしり重い。
新旧比較。キーボードはデスクに占める面積が大きい分だいぶ印象が変わる。小物類に統一感が出るのとケーブルが無いことによるスッキリさは非常に満足。
打鍵感は同じ…と思いきや若干変わっている。殆ど同じではあるが、キーを強めにタイプしたときに基盤の金属が反響して出る高い音が抑えられていることと、RealForceに似たようなコトコト感がちょっとするようになった。
好みや慣れもあるだろうが、こちらの方が嫌なうるささが抑えられている感じがするので自分としては改善だと評価したい。
以下は暫く使ってみた感想。
懸念していたBluetoothの不安定性は現状特に気になっていない。初めの設定は少し面倒だったが、遅延も無くスリープからの復帰もそんなに気にならない。尤もこれが引っかかるなら商品として欠陥だと思うが。また、有線USB接続もできるので、BIOSを触る時も多分使える。(検証はしていない)
使用感は変わらないが、やはり無線のスッキリ感と白デザインの統一感はうれしい。キーキャップがかなありなのは気になるが、今後交換用キーキャップが出るのを期待したい。
最悪FILCOのオンラインストア限定で販売されている静音赤軸モデルを買ってキーキャップだけ交換する手もあるが、さすがにそこまでして換えるまではしないだろう。
以前から満足して使っていたMajestouch青軸なのでこれも当分買い替えることはないだろう。あるとすればキーキャップの交換くらい。
白アイテムが増えるにつれ、マウスが黒なのが前以上に気になってくる。ただこればかりは白をラインナップしてくれるのを願うしかないので諦めている。