Xiaomi Mi 11 Lite 5G 購入価格:43800円 評価…△
先月初めの発売に合わせて予約購入。これまでASUS ZenFone5を使っていて特に不満はなかったが、通信料削減のため楽天モバイルに対応したものにしたかったこと、おサイフケータイを導入して財布を持ち歩かないようにできるかと思ったことから乗り換えた。ZenFone7と悩んだが、価格の安さとおサイフケータイ機能の有無からこちらの購入を決めた。
内容物は 本体、ケース、ケーブル、急速充電器、イヤホンジャック変換機。急速充電は33Wに対応したものが付属しているのは有難い。
大きさは結構でかいが横幅が殆ど変わらない分持ちにくさは感じない。縦はちょっと長くなったがその分表示領域が広くなったので閲覧性は高くなった。
以下ZenFone5との比較になるが、画面は正直ZenFoneの方が綺麗に思う。慣れもあるだろうが、色も全体的に青みががかっている感じ。調整はできるだろうが、そこまでこだわりはないのと面倒なので放置。
Mi11Liteも全体の質感は悪くなく、決して安っぽくはないが、ZenFoneに比べると質感は劣る。それにしても比較して初めて実感したがZenFoneの質感の高さには驚く。尤も約3年前とはいえハイエンドクラスとミドルレンジクラスと比べるのは違うかもしれないが。
自分の用途として、ゲームや動画視聴は一切せず、写真はどうでもいいので、ブラウジングとアプリの使用、音楽の再生くらい。なのでそのあたりの検証はしない。ただ、基本の処理性能は高いので操作面でストレスを感じないのは快適。
側面指紋認証も反応が早いので、大体の場合起動と同時にロック解除ができるので使うまでのステップが1つ減るのは快適。Zenfone5も背面指紋認証はあったが、正直めんどくさすぎてロックなしにしていたので、セキュリティは明らかに向上しただろう。あと顔認証も併用できるのもとても良い。
期待したおサイフケータイは使ってみるとやはり便利。MOFT Xを購入してカードケースとしても使うようになったので大方財布を持ち歩かなくてよくなったのは期待通りで良い。
気になるのはMIUIの使いにくさ。(不安定さ?)ドロワー内の邪魔なアプリを非表示にできるアプリが限られていたり、いざ非表示にしてもいつの間にか表示されていたりとかなり鬱陶しい。また、アプリをアンインストールしてもなぜかアイコンは残ったままになり、再起動しないとそれが反映されない。
これらの現象はおそらくDo Not Disturb モードが関係しているのだろうが、設定で何度OFFにしても勝手にONになり解決策が現状思い浮かばない。朝起きて充電ケーブルを抜いて画面を見ると非表示にしたアプリが再表示されているし、その都度数回再起動をしないといけない。
この1点だけでも正直OSとしてまともに使えるレベルではないと感じている。
また、この機種に限らずXiaomiの端末で見られる現象のようだが、Wifi接続中はRakuten Linkでの発信が非通知設定になるという問題がある。ただLink使用時はWifiを利用しない設定に換えればとりあえず解消できるのと、通話はまずしないので現状困ってはいない。
良かったところ
良くないところ
- アプリの非表示が限定的
- WiFi接続時にRakutenLinkでの発信が非通知設定になる
- MIUIが不安定
総評
自分がスマホに求める基本機能(デュアルSIM、SIMフリー、デュアルアプリ対応)に加え、当初期待していた目的(楽天モバイルで使える、おサイフケータイがつかえる)がかなったので大きな問題はない。
が、MIUIの使いにくさ、不安定さから結構なストレスが溜まるのも事実。前述の基本機能を満たすのが現状この機種くらいしかないので当面は使うだろうが、正直もうXiaomiの端末は選ばないと思う。
次はやはり使い慣れたZenfoneで良いのが出れば買い替えるつもり。ただZenfone8はかなり微妙な感じなので9以降に期待している。
ハードウェアの機能・性能よりもソフトウェアの使いやすさが快適さには何より影響するのは改めて実感した。
- 価格: 43800 円
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