BenQ ScreenBarHalo
購入価格:18900円 評価…○(良)
モニタライト・デスクライトとしては同じくBenQのScreenBarPlusを使っていたが、台湾本国で発売されていた本品が日本でも発売されたので購入。Plusとの違いについては主に下記3点。
- コントローラーが有線から無線になった
- 裏側に間接照明ライトができた
- 照射範囲が広くなった
正直Plusでも特に不満はなかったが、ちょっと前から注目していたので思い切って購入した。内容物は本体、コントローラー、乾電池、曲面モニタ用アタッチメント、マニュアル類。
前モデルまではライト部分、取付アーム部分、ケーブルが分かれていたが、今回からは一体となった。ライト本体とアームは一体でいいが、ケーブルは環境に合わせて長さなどが変えられる分離型の方がうれしかった。
PlusとHaloの比較。ライトが長くなったのとコントローラーの無線化が外観上の違い。大型化はほぼ気にならないが、コントローラーの無線化はよりデスクをスッキリさせてくれるので嬉しい。置く位置も自由なのでより操作しやすい場所でつい買えるのも良い。
コントローラーはPlus、Haloの大きさはほぼ同じ。質感はよく、適度な重さもあって操作時に動いてしまうこともまずないだろう。側面のダイヤルは滑らかな無限回転式で、表面はタッチパネル。
コントローラの無線化については配線・設置の自由度が高まったことと、よりデスクがすっきりした点が良い。デザインや機能も満足だが、操作に煩わしさがあるのも事実。電力消費を抑えるためだろが、コントローラーに一度手をかざしてから操作をする必要がある。せめて本体ON/OFFボタンは物理ですぐ操作できるようにしてほしかった。あと、かなり指紋が目立つところも難点。何でもかんでもタッチパネルにすればいいものではない。
裏側の間接照明ライトはほかのモニタライトにはない独自機能。正面ライトと独立して点灯/消灯させることができ、しっかりと明るさもある。光量と色温度も変えられるが、さすがにそこまでは独立しておらず正面ライトと連動する。
写真は左から、正面のみON、正面/背面ON、背面のみONにしたところ。
昼間はそうでもないが特に夜間は背面ライトがあるだけで視界全体の明るさが確保されるのでより目に優しくなった感じがある。ただライトの位置上仕方ないが、背面の下(デスク天板奥あたり)も光量が欲しいと思った。
Plusと比較して5㎝長くなって照射範囲が広くなったのも実際使うとだいぶ影響が大きい。スペックで見るより視界全体の明るさが増えることで夜間の作業でも薄暗い感じが緩和された。本体色もシルバーからより暗めのグラファイトに変更されてモニタとの一体感も増したと思う。質感も非常に良い。
その他細かい特徴としては曲面モニタ用のアタッチメントがある。ひっかけ部分に取り付けることでアームが2cmほど前に出るので本体端あたりでも画面に干渉しなくなるのでより光の反射が抑えられて良い。
自分が使っているモニタ(GIGABYTE G34WQC)の湾曲率がR1500なので、現状売られているほとんどの曲面モニタで干渉せずに使えると思う。
総評としては、コントローラー操作に若干のわずらわしさがある以外は非常に満足して使っている。価格はデスクライトとしては高価だが、モニタライトを使っていないなら導入して後悔はしないと思う。
ただ、Plusを使っていて不満がないならそもままでも良いとは思う。コントローラー無線化のスッキリ感とロマンにどれだけお金を払えるかの問題だろう。そもそもコントローラーがいらないなら全部一体化した無印ScreenBarも選択肢として十分ありだと思う。
下記はPlus、無印リンク。こちらでも機能的には十分満足できると思う。